子どもの歯は、やがて大人の歯(永久歯)に生え変わります。
その中でも 「六歳臼歯(ろくさいきゅうし)」 は特に大切な歯の一つです。
でも、六歳臼歯ってどんな歯?なぜ重要なの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
今回は、六歳臼歯の役割や、しっかり守るためのポイントについて詳しく解説します!
六歳臼歯とは?
六歳臼歯とは、6歳頃に生えてくる最初の永久歯(第一大臼歯)です。
これは乳歯が抜けて生え変わる歯ではなく、乳歯の奥から新しく生えてくる歯 です。
特徴
✔ 乳歯の奥に生えるため、気づきにくい
✔ 噛む力が強く、永久歯のかみ合わせの基礎を作る
✔ 溝が深く、虫歯になりやすい
六歳臼歯は、これから生えてくる永久歯のかみ合わせを決める重要な歯。
しっかりケアしないと、将来の歯並びや噛み合わせに影響することもあります。
六歳臼歯が大切な理由
🔹 噛む力の中心になる!
六歳臼歯は大人の歯の中でも噛む力が強い歯です。この歯がしっかりしていると、食べ物をしっかり噛めるようになり、あごの成長にも影響します。
🔹 歯並びに影響する!
この歯の位置がズレると、次に生えてくる永久歯の並びが悪くなり、将来的に歯並びが崩れる原因になります。
🔹 虫歯になりやすい!
六歳臼歯は奥に生えてくるため、歯ブラシが届きにくく、虫歯になりやすい歯 です。
さらに、歯の溝が深いため、食べかすがたまりやすいのも特徴です。
六歳臼歯を守るためにできること
✅ 仕上げ磨きをしっかり!
六歳臼歯は奥にあるため、子どもが自分でしっかり磨くのは難しいです。親が仕上げ磨きをしてあげることが大切!
特に、歯の奥と溝の部分を意識して磨く ようにしましょう。
✅ シーラントで虫歯予防!
シーラントとは、歯の溝を埋めて虫歯を防ぐ予防処置 です。
特に六歳臼歯は溝が深いため、シーラントをすると虫歯予防に効果的です!歯科医院で相談してみましょう。
✅ フッ素を活用!
フッ素は歯のエナメル質を強くし、虫歯を防ぐ働きがあります。
歯科医院でのフッ素塗布や、フッ素入りの歯磨き粉を使うのがおすすめです。
✅ 定期検診を受ける!
六歳臼歯がしっかり生えてきているか、虫歯になっていないかを確認するために、定期的に歯医者さんでチェック しましょう。
早めに問題を見つけることで、虫歯や歯並びのトラブルを防ぐことができます。
まとめ
✅ 六歳臼歯は 6歳頃に乳歯の奥から生えてくる最初の永久歯
✅ かみ合わせや歯並びの基礎を作る重要な歯
✅ 溝が深く、磨きにくいので虫歯になりやすい
✅ 仕上げ磨き・シーラント・フッ素を活用してしっかり守る!
六歳臼歯は、一生使う大切な歯です!
しっかりケアして、健康な永久歯を育てましょう😊✨