「まだ使えるから…」と同じ歯ブラシを使い続けている方も多いかもしれません。
でも、歯ブラシの交換時期を守らないと、虫歯や歯周病の原因になることもあります!
今回は、歯ブラシの正しい交換時期や、その理由、選択のポイントについてわかりやすくお伝えします。
歯ブラシの交換時期は「1ヶ月」が目安です!
歯ブラシは、毎日使っていると少しずつ毛先が広がり、劣化していきます。 一般的に交換時期の目安は1ヶ月と言われていますが、以下のサインが見られたら早めに交換しましょう!
交換の目安
- 毛先が広がっている
毛先が広がると、歯の隙間や歯茎の溝に毛が見えず、汚れが落ちにくくなります。 - 汚れやにおいが気になる
歯ブラシは湿気が残りやすく、細菌が繁殖しやすい環境です。使い続けているとにおいや汚れがつきやすくなります。 - 風邪や感染症風邪のあと
感染症新しいことをした後の歯ブラシには菌やウイルスが残っている可能性があるため、回復後はものに交換しましょう。
なぜ1ヶ月で交換が必要なのですか?
「まだ使えそうなのに…」と思う方もいるかも知れませんが、歯ブラシを長く使い続けるので以下が肝心です。
- 毛先が広がると清掃効果が低下する
新しい歯ブラシは毛先が真っ直ぐで、細かい汚れをしっかり落とせます。 ただし、1ヶ月もすると毛先が広がり、歯垢(プラーク)をかなり効果が30%以上低下させますしてしまうと言われています。 - 細菌が繁殖する
毎日湿った状態で使う歯ブラシは細菌が繁殖しやすい環境です。 特にお風呂場や洗面所に置きっぱなしだと、細菌が増えやすくなります。とりあえず交換しましょう。 - 歯茎を傷つける原因に
劣化した歯ブラシの毛先は硬くなって、歯茎やエナメル質を失ってしまう事があります。健康な口内環境を守るためにも、新しい歯ブラシを使うことが大切です。
歯ブラシ選びのポイント
正しい意識を持って歯ブラシを選ぶことも、歯の健康には欠かせません。
以下のポイントをして、自分に合った歯ブラシを選びましょう!
- 毛の硬さは「普通」がおすすめ
毛の硬さは「やわらかめ」「普通」「かため」がありますが、多くの方には**「普通」**が最適です。 - ヘッドの大きさは適度が◎
適度のヘッドの歯ブラシを選ぶと、奥歯や細かい部分までしっかり磨けます。お口のサイズに合ったものを選ぶと効果的です。 - 定期的に交換できる価格帯のものを
高価な歯ブラシでも、使い続ければ壊れてしまいます。
歯ブラシを長持ちさせるお手入れ方法
新しい歯ブラシを使っても、正しくお手入れしなければすぐに劣化してしまいます。
以下のお手入れ方法を実践してみてください!
- 使った後はしっかり水で洗う
流水下でしっかり指で毛先を洗いましょう。 - 乾燥させる
歯ブラシは水分が残らないよう、風通しの良い場所で乾燥させましょう。すぐにキャップをかぶせないようにしましょう。 - 家族の歯ブラシとわける
歯ブラシ同士が密接すると細菌が移る可能性があるため、1本ずつ離して保管するのがおすすめです。
まとめ:1ヶ月ごとの交換で健康な歯を守ろう!
歯ブラシの交換は、毎月1回を習慣にしましょう!
毛先が広がっていて、汚れが気になった場合は、1ヶ月を待たずに交換するのがベストです。
日々の歯磨きは虫歯や歯周病予防の基本ですが、劣化した歯ブラシではその効果が半減してしまいます。
大切な歯を守るためにも、定期的な交換と正しいお手入れを心がけてくださいね!
「今使っている歯ブラシ、大丈夫かな?」と気になったら、ぜひこの機会に新しい歯ブラシに交換してみてください!