「虫歯があるけど、まだ痛くないし放置しても大丈夫かな?」
「歯医者に行くのが面倒だから、様子を見よう…」
そう思っているあなた!😱 実は、虫歯は自然に治ることはなく、放置するとどんどん進行してしまうのです。
最悪の場合、歯を失うだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすことも…。
今回は、虫歯を放置するとどうなるのか、進行段階ごとに詳しく解説します!
🦷 虫歯の進行段階と放置したときの影響
🔹 ① 初期の虫歯(C1:エナメル質の虫歯)
📝 状態:
・歯の表面(エナメル質)が溶け始め、白く濁った部分や小さな黒い点ができる
・痛みやしみる症状はほぼなし
⚠️ 放置すると…
▶ 進行すると象牙質(C2)に達し、痛みが出る
▶ 削る治療が必要になり、進行すると神経を取ることになる
✅ この段階で治療すれば、フッ素塗布や適切なケアで進行を抑えられることも!
🔹 ② 中程度の虫歯(C2:象牙質の虫歯)
📝 状態:
・虫歯がエナメル質の下の「象牙質」に達し、黒い穴が見える
・冷たいもの・甘いものがしみることがある
・痛みはまだ強くない
⚠️ 放置すると…
▶ 歯の神経(C3)に達し、ズキズキ痛みが出る
▶ 神経を取る「根管治療」が必要になり、治療期間が長くなる
✅ この段階なら、虫歯部分を削って詰め物(レジンやインレー)で修復可能!
🔹 ③ 神経まで進行した虫歯(C3:神経の虫歯)
📝 状態:
・虫歯が神経(歯髄)に達し、ズキズキとした激しい痛みが出る
・何もしなくても痛むことがある(夜に痛みが強くなることも)
⚠️ 放置すると…
▶ 神経が壊死し、痛みが一時的に消えるが、さらに悪化!
▶ 歯根の先に膿がたまり、歯茎が腫れる(歯根嚢胞)
▶ 治療には「根管治療」が必要で、時間も費用もかかる
✅ この段階では、歯の神経を取り除く治療(根管治療)が必要。治療を怠ると抜歯になることも!
🔹 ④ 歯の根の先に膿がたまる(C4:末期の虫歯)
📝 状態:
・虫歯が進行し、歯の大部分が崩れて根だけが残る
・神経が死んでしまい、一時的に痛みがなくなることもある
・歯の根の先に膿がたまり、歯茎が腫れたり膿が出たりする
⚠️ 放置すると…
▶ 炎症が顎の骨に広がり、顔全体が腫れることも
▶ 最悪の場合、細菌が血流に乗り「敗血症」などの全身疾患につながる
▶ ここまで進行すると、抜歯するしかない!
✅ この段階では、多くの場合「抜歯」になります。歯を失うと、インプラントや入れ歯などの治療が必要に…😥
🦷 虫歯を放置すると歯以外の健康にも悪影響が!?
虫歯が悪化すると、口の中だけでなく全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。
⚠️ ① 顎の骨が溶ける
虫歯が進行すると、細菌が歯の根の周囲の骨を溶かしてしまうことがあります。これを放置すると、最終的に顎の骨までダメージを受けてしまうのです。
⚠️ ② 細菌が血管を通じて全身に広がる(敗血症)
虫歯の細菌が血液に入り込むと、心臓病(感染性心内膜炎)や脳梗塞のリスクが高まることが分かっています。特に、糖尿病や高血圧の方は注意!
⚠️ ③ 妊娠中のリスク(早産・低体重児出産)
妊娠中の方が虫歯を放置すると、口腔内の細菌が胎盤を通じて影響を及ぼし、早産や低体重児出産のリスクが高まることが報告されています。妊娠中こそ、歯のケアを徹底することが大切です。
🦷 まとめ|虫歯は放置せず、早めの治療を!
虫歯は放置すればするほど悪化し、治療の選択肢が減るだけでなく、痛み・治療費・治療期間も増えてしまう恐ろしい病気です。
✅ C1~C2(初期~中期の虫歯)なら、比較的簡単な治療で済む!
✅ C3(神経まで達した虫歯)は、根管治療が必要で治療期間が長くなる!
✅ C4(末期の虫歯)は、抜歯が必要になることがほとんど!
✅ 放置すると歯だけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす!
「まだ痛くないから大丈夫」ではなく、痛みが出る前に歯科医院で早めにチェックしてもらうことが大切です。
🦷 あなたの歯は大丈夫?気になる方は、ぜひ早めに歯科検診へ!
千歳烏山の歯医者|千歳烏山6番街歯科
日付: 2025年3月24日 カテゴリ:ブログ